『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』を読んだ感想
この間、図書館から借りてきた、
『仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったときに読む本』という本だが、
読了したので、感想を書きたいと思う。
まず、率直な感想として、ほとんど役に立たないなと思った。
その理由は後程書きたいと思う。
この本が言っているのは、簡単に言うと、
「思考」によって辛い状態が出来上がっているので、
自分の感情を受け入れて、自分を認めてあげよう。
というような内容。
「あれをしなければならない」とか、
「こうでないといけない」、
「これができない自分はダメな人間だ」
など、このような「思考」が感情に作用して、
マイナスな気分に陥ってしまっているのだという。
この本にはその解決法として、
具体的に何をすればいいかというのが書いてないんだよね。
精神論というか、何というか・・・。
「今感じた感情を認めてあげよう」と言ってるんだよね。
例えば、
「あぁ、そうか。私はいま辛いんだな。そうなるのも無理ないよ」
を声に出して言ってみよう。
どうだろうか、ちょっと心がホッとしないだろうか。
↑こんな内容だからね。
はっきり言って、こういうのは要らないんだよな。
もっと具体的にどういう行動するとか、
何を食べるとか、分かりやすい内容が欲しいんだよね。
こういう内容が90%ぐらい書かれてる感じ。
一部だけ参考になった部分もあって、
それは「したい」「したくない」と感じたことは、
その感情の通りに行動するというもの。
「したい」「したくない」は、自分ですぐに判断がつくし、
分かりやすいので実践しやすい。
本に書かれていた例としては、
友達からLINEでメッセージが来た際、
「後で返したいけど、すぐに変えなさないと相手の気に障るかな」
などと考えず、今「返したい」か、「返したくない」かで決める。
今返したくなければ返さず、返したくなった時に返し、
自分の感情の方を大事に考えるようにするというもの。
これは実践しやすいかなぁと思ったね。
LINEに限らず、日常生活でしたい事、したくない事って様々あるしね。
したかったらして、したくなかったらしない。
シンプルでめちゃくちゃ分かりやすい。
実際に休日に、この考え方を実践してみている。
何もしたくないときは何もせず、
掃除などする気が起きたときはする、
という具合にやってると、
「あぁ、休みなのにまた無駄に過ごしてしまった」
などという感情は出てこなくなったね。
前は、いつも休みの過ごし方を後悔してたんだけどね。
唯一これだけは役立つ情報だった。
まぁ、内容はこんなだけど、
興味がある方は読んでみてもいいかもしれません。
参考になるかどうかは分からないけど(^^;)