働きたくないコミュ障ぼっちの日常

一人暮らし30代独身男の日常の出来事、コミュ障や仕事の悩み、日々考えてることなどを綴る日記です。

3.11 震災当時を振り返る(1日目)

震災当時は宮城県仙台市に住んでいて、もろに震災直撃だったんだけど、その当時のことを書いてみようと思う。

 

3月11日

この日は仕事が休みで、午後から面接が入っていた。

ちょうど転職活動中でいろいろと動いていた時期だった。

確か午後から面接が入ってたかと思うんだけど、何事も無く面接を終わらせ、地下鉄に乗って帰宅中だった。

もうすぐで自宅最寄り駅に着きそうだったので、俺はドアの前に立って降りる準備をしていた。

そして、ホームに電車が入ろうとしたとき、突然電車が変にグラグラしながら急ブレーキをかけ始めた。

一瞬、「脱線したのか!?」と思った。

電車が止まると、尋常じゃないほどの揺れに襲われた。

ホームに転落防止用のゲートがあるのだが、あれが撓るように左右にものすごい勢いで揺れているのが見えた。

「うわぁ!!これヤベェ!!」と、ドア横の手すりに必死でしがみついてた。

震災特集とかで見てすでに知ってると思うけど、揺れがものすごく長かった。

1、2分揺れてたんだっけか?

しばらくして揺れが治まってきたんだけど、意外にも電車内は冷静だった。

俺はずっと立ってたんだが、乗客の女性に「座りませんか」と言われ、座ることにした。

当時はガラケーを持っていて、ワンセグ対応だったので、情報を得ようとワンセグを観始めた。

その時はまだ震度が6というぐらいの情報しかなかった。

しばらくして、駅員の誘導で電車から脱出し、家に向かった。

 

途中、親に電話したら繋がった。

その時に「取りあえず無事」ということを伝え、電話を切った。

駅から家までは徒歩5分だったので、すぐに家に着いた。

中に入ると、家中メチャクチャ。

ありとあらゆる物が床に散らばり、足の踏み場も無い有様だった。

テレビとかで汚部屋とか見たことある人はあれをイメージしてほしい。

 

その後どういう行動したか細かい記憶が無いんだけど、ライフラインは全て停止していた。

軽くかたずけたりしたのかな?

その後で、またワンセグを観始めた。

その時に津波のニュースをやっていて、この時に津波が起きたのを知ったのかな?

俺もほんと馬鹿だなと思うんだけど、ワンセグ観たお陰で携帯の電池が僅か数時間で切れてしまった。

 

ご飯はどうしたかと言うと、菓子パンを冷凍していたので、恐らくそれを食べたかと思う。

カップラーメンがあったんだが、お湯を沸かす手段が無く、全くの無意味だった。

トイレはタンク内にまだ水があったから、1日目は普通に大も小もできてたと思う。

気温は3月とはいえ、まだ真冬の寒さだった。

ファンヒーターがあったのだが、停電のため点けることは不可能。

布団に包まって寒さに耐えてたね。

余震が家に着いてからずーっと続いていて、夜になっても続いていた。

やっぱり部屋が崩れないかという恐怖に襲われたね。

懐中電灯も持ってなかったので、真っ暗な中で布団に包まって、その日は寝たのかな。

1日目はこれで終わった。