30歳で上京した理由 <前編>
俺が上京してきたのは今年の5月下旬頃。
その前は仙台に住んでた。
仙台は一番長く住んだ街で、約7年も住んでいた。
仙台の前は、実は東京に住んでいたのだが、
(つまり今回の上京は2度目である)
(これについてはまたどこかの機会に書こうかと思う)
上京しようと決断するきっかけになったのは、
その直前まで働いていた職場が原因だった。
仕事は何してたかっていうと、
派遣社員として法人のリモートサポートをしていた。
PC関連の問合せに応えるっていう窓口だ。
ただ電話が全然鳴らず、クソ暇だった。
というのもサービス開始して1年以上経っても、
お客が全然増えなかったのである。
ここで勤務してたときは、日々PC画面とのにらめっこと、
眠気との戦いだったね。
暇でいいじゃんと思われるかもしれないが、
意外に何もすることがないのって辛いもんだ。
こんな仕事が長く続くとは思ってなかったが、
楽っちゃ楽なので、そのままズルズルと
ぬるま湯に浸かり続けてた。
1年ちょっと経って、さすがにこのままはマズイと
思い始め、2月上旬頃から転職活動を始めた。
それから数週間後にサービス終了を言い渡された。
要は派遣切りである。
この話があったのが2月下旬頃だ。
長く続かない仕事だと思ってたとはいえ、
やはり職を失うことに直面すると、
かなり焦りも感じた。
年齢はすでに30歳だったし、
ITの知識もそこまで高度なものは持ち合わせていなかった。
社会人を10年もやってきて、胸を張って言える経験もなく、
中身はスカスカだったのだ。
その上、コミュ障でメンタルは弱いという、
いわゆる俺は社会不適合者だった。
そんな自分がやっていける仕事なんか
本当にあるのかと考えたりもしていた。
ちょっと長くなるので、2回ぐらいに分けるよ。
続きはまた明日で。