勤務最終日
ついについに退職の日を迎えた。
今日は早番だったので、外が暗いうちから出勤。
とりあえず、早番の作業は何事もなく終わらすことができた。
その後は、ちょこちょこやることもあったんだけど、
暇な時間もあって、その時間はどうでもいい資料を見てたよ。
今日は16時で上がって、そのあと本社の予定だったから、
16時前に、持ってきた菓子折りを客先の課長へ渡した。
その後また課長から挨拶するみたいなことになって、
挨拶が始まり、俺もまた昨日に続いて挨拶することに・・・。
今日挨拶するんだったら、昨日しなくてもよかったじゃん(ーー;)
まぁ、雰囲気としてはアットホームな感じで、暖かく送り出された感じだった。
退職理由も理解してくれている様だし、やっぱり人間性がいいからなんだろうな。
だから嘘だということに心が痛んだんだけどね。
そんな感じで、晴れ晴れとした気持ちで職場を後にして、本社に向かった。
本社について、まず社長と退職手続きの説明を受けたんだけど、
社長の顔の表情が冷徹な感じで、態度にも何か違和感を感じた。
説明を受けてる中で、社長から、
「今回のことで信用を失ってますからね」と言われた。
恐らく客先との信頼関係のことを言ってるんだと思うんだけど、
客先との空気のギャップに驚いたよ、こんなこと言われるなんて。
分かるけど、退職理由をちゃんと理解してくれてないのだろうか。
自分勝手な都合で辞めるんなら言われても仕方ないけど、(実際は自分勝手な都合なんだけど)
「家の事情で実家に帰らざるを得ない」、「本当は続けたかった」と話してるのに、
最後の最後に言う言葉なのかなぁと。
しかも、実家に帰るという選択は間違ってるみたいなことも言われたしね。
社長の言ってることは、実家のことは放っておいて、
うちの会社で働くことを選べって言ってるのと同じ。
全て架空の話ではあるけど、こんな人間が社長だったのかと幻滅した。
退職の説明終わった後に、社員の人たちに挨拶してて、
持ってきてた菓子折りを出して、迷惑かけたこととお世話になったことを話してたら、
社長が、
「出すタイミング違うでしょ。そういうところ気をつけたほうがいいよ」と。
まず社長である自分に渡すべきだと言いたいようだ。
これは確かに目上である社長に最初に渡したほうが良かったと思った。
社会常識がなくてすんません。
ただ、前文の件があったから、素直に受け止められなかった。
言い方も言い方で嫌味な感じだったし、最後に言うかなぁと。
向こうも3ヶ月で辞める俺に対してムカついてたんだろうな。
まぁ、相手にどう思われようと、俺は自分の精神の安定を優先するよ。
最後の最後で後味悪くなっちゃったけど、取りあえず退職できて良かった。
今後の予定だけど、2月中は単発バイトを入れつつ、
京都一人旅も行き、ちょっとゆっくり過ごす予定。
3月からはガッツリまた仕事始めようと思ってる。
自分に合った自分にできることをやっていくよ。