「苦労は買ってでもしろ」とはよく言ったものだ

俺は今年、もう31歳を迎えようとしている。

でも、未だに20代の感覚から抜け出せていない。

実年齢に精神の成長が追いついていない。

恐らく世間一般が抱いているであろう30歳前後の男のイメージって、

仕事ができて、心に余裕があって、

スマートで大人というイメージではないだろうか。

（世間とずれてたらすんません）

俺も昔はそんなイメージを持っていた。

しかし、いざ自分がその年齢になったら、

全く理想とはかけ離れた30歳になってた。

仕事は不安定で何社も転職。

心にも余裕がなく、成長もしていない。

なりたくない大人になってしまっていた。

そうなってしまったのも全部自分が選んできた選択の結果なんだよね。

学生時代もそうだし、社会に出てからもそうだけど、苦労をしてこなかった。

してこなかったというより、避けてきた。

何か壁に直面したときに、楽なほうを選択してきた。

学生（小中）時代のときは、行きたくない理由があるときは仮病で休んだり、

仕事でも人や会社に問題があったら辞めたり、嫌なことから逃げてきた。

ちなみに挫折した経験もない。

そのツケが今になって自分に回ってきてるんだよね。

今こうなってしまっているのは全部自分のせいだ。

やっぱり人は苦労や努力したり、いろいろ見聞きしたり、

経験することでしか成長できないんだよね。

それをしてこなかった人は歳は取っても、中身は成長しない。

「苦労は買ってでもしろ」っていう言葉があるけど、

ほんとによく言ったものだなぁと今になって思うよ。

苦労を経験することで心が強くなって、余裕も生まれてくるんだよね。

これからでもまだ間に合うか分からないけど、

なんとか自分を変えたいとは思ってる。

それを叶えるには、やっぱり仕事を続けることと、人と関わることだよね。

徐々にやっていくよ。