ホラー映画『シャッター 写ると最期』を観た感想(ネタバレあり)
昨日鑑賞したので、その感想を書きたいと思います。
まず内容としては、簡単に言うと、そのカメラで撮られると死んでしまうという内容w
観た率直な感想としては、題材は凄く良いのに残念だなぁという感想だった。
何が残念だったかというと、こじ付けが凄くて話の流れが不自然だった点。
(※以降、ネタバレ含みます)
冒頭、男女7人が車で山中を移動中、鹿と衝突して事故ってしまう。
俺的にこの時点で、「え?どうやってカメラと結びつけるの?」と疑問に思ってた。
殺人鬼系のホラーだったら、よくありがちなアクシデントだから分かるんだけど、本作はそうではない。
で、助けを求めようと7人の内の4人が近くにあった空き家に辿り着く。
そこに例のカメラがおもむろに置かれているのを発見。
メンバーの一人がなぜかそのカメラに興味を示すw
そして、なぜか記念写真を撮り出すんだよねw
車には足が挟まった仲間が取り残されてるという状況なんだけど、その状況であればカメラなんかどうでもいいはずだし、記念写真なんかあり得ねぇ訳よw
もうね、カメラを使わそうとする無理やり感ね。
そんなもんだから、まぁ不自然だよね、流れとして(^^;)
その後も一人二人と死ぬんだが、「撮られたら死ぬ」ということが分かってきているのに、カメラは壊さない、何かでレンズを覆う事もしない、常にカメラを持ち運ぶというリスク有りまくりの謎行動w(「映画だし」と言われたらそれまでなんだけど)
普通はそんな怖いもん誤って撮ったら大変だから触りたくないし、撮れないように何か手を施そうとすると思うんだが(^^;)(これも「映画だから」と言われたらそれまでだが)
そしてラスト。
これがね、ほんとに摩訶不思議w
悲惨な事件があったにもかかわらず、その現場でまさかの警察までもが誘いに乗っての記念写真w
人が死んだ現場よ?無いってほんとにw
この終始不自然の積み重ねで折角の良題材が残念になってしまってた。
死に方もね、雑に処理してるしね。
写真に撮られた通りの死に方をするんだが(これはファイナルディスティネーションに似てる)、その死ぬ瞬間が見どころなのに、それが端折られて気付いたら死んでた奴がいたしね。
うーん、もっと丁寧に描いてほしかったよね。
題材は凄く面白いと思うんだよ。
カメラに撮られたらその通りに死ぬって、俺が観てきたホラーでは今まで無かったと思うし。
もっと脚本?演出?が上手ければ、かなり面白いホラーになったんじゃないかな。
惜しい作品だったね。
という事で、映画の感想でした。
ちょっとネタバレ満載で書いてしまったけど大丈夫かな?w
興味があったら観てみてください(^^)